なぜかしらイエメンより来たる

ブログパーツを整理してついでに
Free Website Counter Showing Visitor Location on Map
を貼ってみた。
見ていると、海外からの来客は北米と西欧州からがほとんどなのだが、たまになじみの無い国からのアクセスがあって面白い。
いったいどういう経路、検索を経てここまでたどりついたのか、イエメンの友に教えて欲しいと切に願う。

清潔で明るい場所

ブラック・ラグーン (8) (サンデーGXコミックス)

ブラック・ラグーン (8) (サンデーGXコミックス)

かくして無*1。無に満てる無を祝福したまへ。無は汝のものなれば也。
"A clean,well-lighted place." by Ernest Hemingway.

転落した主人公はロックという名前を持つ宿命にあるらしい。
偉大な手塚治虫ひ孫である広江礼威がそのことを強く意識しているかどうか、私に解る術は無いが、その血筋を誇るのはごく当然のことだ。
作画・ストーリー、そして内部に抱えている自意識も含めて、手塚やトキワ荘から遥かに離れたこの位置にまでマンガはやってきた。その記念碑であるブラック・ラグーンがどれほどの暗さを湛えていようと、いやいるからこそ私はこの作品を称えたい。
かわたれ時に身を置き続けるという不可能を実行しようとする愚か者、それはハード・ボイルドとも呼ばれることがある。*2

*1:nada

*2:ところで、清潔で明るい場所というのは、バーカウンター? 検死室? それとも違うどこかのことなのか? 未だに疑問は解けずにいる。