株式市場新聞 休刊

市場新聞社は、株式専門日刊紙「株式市場新聞」を5月1日に休刊した。昨年のリーマンショック以降、部数・広告収入とも大幅に減少したため。帝国データバンクによると、同社は自己破産を申請する方針だ。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/01/news072.html

Yahoo!ファイナンス - 株価やニュース、企業情報などを配信する投資・マネーの総合サイトが存在するという時点で、命運は尽きていた。
さて、
株式市場というのは博打場*1であり、コマの上げ下げや、張り手の強気・弱気などを見ながら、瞬時に張っていくことが参加の最低条件だ。
これを国内での株取引でいうならば、ネット証券数社のウェブサイトに常時アクセスし、さらに2ちゃんねるの株板とニュー速板に常駐、最小限の睡眠でほぼ24時間それらからリアルタイムで張りを判断できる人間だけが株式市場という賭場の常打ちとしてしのいでいける可能性を持っているということだ。
オンライントレーディングでのごくごく限られた成功者が、皆一様に若いというのは、体力と瞬間的な判断力が老人達よりも優れているからだと推察している。さらに、これまで積み重ねた経歴だとか、人間関係などのしがらみが無く、失うことを恐れないからだとも思っている。
株式で儲けを得ようとしたとき、自分自身を株屋と規定してしまうと、瞬間的な判断に一定のひずみを与えてしまうので、負けたくなければしない方が良い。そしてこんな時代に株式市場新聞を読んでいる人間には、どうやったって勝ち目はないのだ。
2009年中に休刊および休刊予定の雑誌一覧 - Fantastic nude babes

*1:原理的に予測不能な未来の状態について賭けるのは、博打以外の何者でもない