ピンク・ペッパーと三ツ星お姉さん東京都から不健全図書に指定される

大見武士「三ツ星お姉さん」が不健全図書に指定される

http://www.new-akiba.com/archives/2010/02/post_20994.html


ピンク・ペッパー 陸乃家鴨短編集ピンク・ペッパー 陸乃家鴨短編集
陸乃家鴨
マンサンコミックス
実業之日本社
ISBN:978-4408172200

Amazonでの取り扱い無し

http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2010/02/40k29100.htm
これは作者、出版社、むろん読者の誰にとっても悪い話だ。
まず、Amazonから情報が消えた。
新たに重版される時に、成年向けマークをつけない限り、この先Amazonで購入することはできない。他の本の通販サイトだと送料がかかるので、読者に無駄な負担をかけることになる。
そして、全国の一般書店の店頭からも引き上げられるので、作者と出版社にとっては売り上げが激減することになる。
このように、東京都の不健全図書の指定というのは、される方からすると、死刑宣告に等しいほど重大なことなのだ。
にもかかわらず、抗議や反論をすることすらできず、ましてや撤回させることなど不可能だといっていいだろう。
指定に関わっている人間が誰かもわからず、しかもその根拠となるのは条例の“解釈”でしかないものが、たとえどんなものであれ、一度世に出たものを殺すことができるというのは、不可解だし不愉快きわまりない。
抗議するためにも、明日、ピンク・ペッパー陸乃家鴨短編集を買ってくるつもりだ。
もちろん三ツ星お姉さんは発売日の前日に確保してある。

  • 追記

日記という名の雑記 : ついにキタよ…
重版は無いとのこと。
成年マーク無しのエロ漫画についてのリスク、というものはどう考えても大きすぎと思う。

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