オールスター雑誌その7・チーム[The Gaizin]
チーム[The Gaizin]大人向け雑誌*1
表紙=みやすのんき
- 黒岩よしひろ
- 永野あかね
- 真鍋譲治
- 千葉秀作
- あじす・あべば
- 陸乃家鴨
- 倉上淳士
- 見田竜介
- 美夜川はじめ
- あろひろし
- 飯閃澪
- 幸田朋弘
- 毛野楊太郎
- そうま竜也
- JET澤萌之
- 田沼雄一郎
- 環望
- 上連雀三平
- 蒔野靖弘
- 河本ひろし
一般誌から成年向けに活動を移した作家。プロ野球でいうところの助っ人外人。環望のように両方に描いていて、近々一般誌の方に戻るであろう作家もいるのでこのオーダーは流動的なものだ。
話は変わるが、寿司屋、ピアニスト、相撲取り、そして漫画家などの技術職で一番やってはいけないことは休むことだ。練習・修練をおろそかにすれば、手につけた技術はたちまち衰える。このことについては次の様な格言がある。
一日休めば自分で*2わかる。
二日休めば師匠がわかる。
三日休めば客がわかる。
プロというのは練習では金がとれない。したがって、技術を保つためには仕事を続けなければならないという宿命がある。そして、ただ漫然と仕事を続けることは、やはり技術の低下につながるし、なによりモチベーションが続かない。
たとえそれまでの舞台よりも、木戸銭が安くなったとしても、ここで天下を獲るという意志、あるいは少なくとも助っ人できているのだという矜持こそが芸の上達に繋がる唯一の道だ。
雑誌の廃刊や、時々の流行り廃りによって、浮沈を味わうのは人の世の習いである。しかしながら、芸を持って世を渡る者は、その浮沈すら芸の足しにできるというまことにありがたい生業なのだ。
いや、まったく背丈に合わぬことを書いてしまったが、我が身に言い聞かせると同時に、木戸銭を払う客の一人として、期待をこめて。
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