夏コミ72の傾向と対策

ぼちぼちblogやWEB SITEで夏の新刊について告知が出だした。戦いを前にした狼煙のようなそれらを見ると、今年もまた暑い夏がやってくるという胸の高鳴りを感じる。
で、少し気が早いが今年の状況をいうと、大本命不在の混戦模様という感じだ。うちからリンクしているWEB SITEは三日目がほとんどなので、そのあたりをざっと見ていくと。
エロゲ関連は去年の暮れから年明けにかけて、大作がリリースされたせいか、これといったものが今回は無い。恐ろしいことにFateの息がまだまだ続いているがもうそろそろ限界だろう。ゆえに今年は旧作エロゲをテーマにした、その分作者の力の入った本が期待できそうだ。
一般のゲーム関連はあまり明るくないので正直よくわからないが、告知などを見るとアイマス三国志大戦スパロボといったところが出てきている。
アニメ関連は「らき☆すた」が台風の目になりそうだ。
らき☆すた、二期の決まったハルヒといった京アニ系が軸になってグレンラガンや最終話の公開されるコードギアスがその前後を固める、といった展開が予測されるのだがこれだと普通すぎて面白くない。なにかこの一角に穴をあける様な作品が欲しいところだ。個人的には怪物王女からピンポイントで良作が出そうな気配であるがはたしてどうだろう? また最近予告編がでたエヴァは老舗サークルを中心として、いくつか本がでるだろうがこちらは本編が公開されてから、時期としては秋への様子見的な薄目のものとなりそうだ。
マンガ関連は良くも悪くも引き続きジャンプ系の本が多そうだが、こちらもエロゲと同じくこれといったヒット作が出ていないせいだ。何か意外な作品が出てくることに期待しよう。
他にはクイーンズブレイドが引き続き堅調そうだが、数が増えすぎて、全体として今ひとつな感じにならないかどうかが気がかりだ。もっともホビージャパンの企業ブースに並ぶのには、かなりの覚悟を完了しておかねばならぬのはいうまでもない。
今年はこんな感じの動きになりそうだが、開戦までにあと一ヶ月ある。どこかがサプライズを仕掛けてきたら、一気に情勢がそちらに流れるのには充分過ぎる時間だ。
さて、今年の夏はいったい何がおこるのか。オラぁワクワクしてきただ!