同人誌に向くアニメ、向かないアニメ

現在放映されているアニメのbyj6的ベスト3を挙げてみると。

  1. 瀬戸の花嫁
  2. 精霊の守り人
  3. らき☆すた

となり、さらに最近始まったさよなら絶望先生が2馬身ほど離れて4位という感じだ。
う〜ん。正直なところ、らき☆すた以外はどれも同人をつくるのが難しい。難しすぎて絶望した;;
精霊は初期のジブリくらいにガチすぎて隙が無い。瀬戸嫁はアニメ制作サイドの原作へのつっこみが凄すぎて、同人にする気が起こらない。絶望先生は原作自体がラブひなネギまへの強烈なパロディーで、いまのところ制作サイドもそのことをよくわきまえていてやりずらいな。
らき☆すた以外はいわゆるひとつの萌え要素が無いんだな。というか、アニメ制作サイドがあえてそういう隙を排除しているのだ。特に瀬戸嫁は萌えな方向に行けるのに、絶対に行かせねえという意志がよくわかる。
この同人に向くか向かないか、というのは言葉で説明するのがとても難しい。“萌え”という言葉で逃げる方法もあるが、ではそもそも“萌え”とはなにか? と聞かれたら玉砕してしまう。
“萌え”には巨乳、貧乳、ツンデレ、キャラ立ち、ロボなど、色々な要素があるのだが、最も重要なのは見た目だ。う〜ん。さらに説明が困難になってきた。うなぎのようにヌルヌルとしていて、いったいどこにいくのか正直わからなくなってきた。
同時期に放送がはじまったグレンラガンの同人が夏コミ3日目の主役になるので、この作品との対比から同人に向き不向きな作品について考えられるかもしれない。らき☆すた、でもいいのだがこの作品の場合京アニの周到な仕掛けについても考慮にいれなければならないので、応用編ということになる。
その点ガイナックスはやはり老舗というか、古風というか、確信犯あるいはそもそもの元凶としてまな板に乗せるには格好の素材だ。では少し考えをまとめるためこの話題については後日に。