ホットミルクは2000円!?

Amazonマーケットプレイスで2000円で販売されている。
発売日の翌日でまだあちこちのコンビニに並んでいるのにこの値段!? いったいどれだけ強気かね? ま、定価が380円なので卸値とか考えなくとも単純に一冊売れれば1620円の儲けになるので、売れたらラッキーという感覚で出品しているんだろうが、発売日の翌日にこの値付けをするというのはある意味度胸がある。
手に入れ損ねた人は、たとえ近くのコンビニに無くてもターミナル駅周辺の本屋にはまだ余裕である。また、どうしても通販しか手段が無い場合でも“オータムリーフ*1では定価で販売しているので、こちらで購入するべきだ。ちなみに2900円以上購入すると、送料が無料になる*2ので「失楽天鳴子ハナハル特集」など他のエロマンガや雑誌と一緒に購入すればお得だろう。
あまりの馬鹿らしい値付けに少し前置きが長くなったが、新創刊されたホットミルクは前評判を裏切らないできだった。
ラインナップ*3が普通に力を出したらこんな風になる、という予想がほぼ的中した感じで、快楽天をキャッチアップする力が充分にある。
消しは快楽天と同じで通常のコンビニ売りエロマンガ雑誌に準じている。昨今の情勢からして、変に薄くしていないことに安心感を覚えたのは皮肉な話だ。内容もほぼ和姦かコメディー系でロリも無ければ鬼畜も無く、この内容ならば次号も無事に出版することができるだろう。
そうはいっても、やはりこれだけの実力作家を揃えているので、エロの方はしっかりしており実用性は非常に高い。あと興味深いのは16作品中連載が7本もあることで、エロマンガ雑誌としては珍しい。編集部のやる気が感じられて好感を持った。
次号は10月を予定しているようで、メガストアのエースである月野定規の登場が告知されている。また基本的にはコアマガジン系でない、木静謙二流一本という他紙のエースが登板するのでこちらも注目だ。
表紙とカラーページが定評のある石恵松本ドリル研究所鬼ノ仁如月群真けものの★という強力な連載陣を中心に、それに加えてコアマガジン系のエースを短編に投入する。さらにコアマガジン系以外からも有力な作家を引き抜いて掲載する、というまさにコアマガジンが持てる資金と人脈を最大限に投入した、ホットミルクの名に恥じない非常に強力なエロマンガ雑誌が誕生したというのが率直な感想だ。
あと、個人的にA-10がまさかアレを持ってくるとは全く想像がつかず、爆笑してしまったことを付け加えておく。あたりまえのことだが順調に連載が続けば、再来年あたり単行本化してしまうという恐ろしい事実に気が付いて、二度爆笑した。いや、長生きはするものだ。

*1:エロマンガ雑誌の新刊情報が詳細なので重宝させて貰ってます

*2:一部地域は割引

*3:d:id:byj6:20070825#1188056879