萌え萌え2次大戦(略)(;^^

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萌え萌え2次大戦(略)シリーズ総合TOP
原画=美樹本晴彦/北爪宏幸/六道神士/藤沢孝/宇佐見遥/「じじ」/菅家智則/虎山もとは

大戦略で有名なシステムソフトが最新作「萌え萌え2次大戦(略)」を発表 by痛いニュース

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1026642.html

洋ピン・エロマンガに加えて“萌えミリ”をblogで追いかける*1というようなことを書いた矢先にこんなに“美味しい”ニュースが入ってくるとは、ラッキーというか世も末というか、ま少なくともネタにはしばらく困りそうもないな。
しかし、あの大戦略のシステムソフトが出すというのが痛い話だ。しかも、仮に同じ様なゲームをアリスソフトが作ったら、高い確率でそちらの方が出来が良いだろうと考えるのは自分だけではないはずだ。
萌え系のゲームにもやはりそれなりのノウハウが必要で、そもそも複数の絵師*2を集めているのに、チーフグラフィッカーの名前がまず最初に出て来ないというのは恐ろしいことだ。統一したコンセプトも無く有名な絵師を寄せ集めて作ったことは、はっきりいって失敗の原因の一つとなるだろう。
初期の大戦略は、ヘクスマップと交互のターン性、戦車・航空機などそれぞれに特徴を与えられたユニット*3など、それ以降の様々なゲームに影響を与えた画期的なゲームだった。しかし、シリーズが続いていくうちにだんだんとゲームシステムが老朽化していった感がある。
なんとか状況を打開したいと考えるのはむしろ当然であるが、システムが売りのゲームで安易に見た目だけを変えて売ろうとするのはいただけない。いまさらいってももう遅いが、大戦略というソフトのゲームシステムについてはまだいくつかの切り口が残されておりそちらの方向から新規展開を考えるべきだった。
名作ゲームがシリーズを重ねるうちに評判を落として、最後はギャルゲー化して消えていく。なにかゲームソフト、ハードのどちらにもありがちな落ちになりそうだ。
もっともこれは、まだ発売されていないゲームについての感想なので、もしかすると高リリースを記録する名作ゲームとなる可能性*4は残されている。これからの行く末を遠くからなま温かい目で見守ってゆきたい。

*1:d:id:byj6:20070902#1188734491

*2:しかもというか、やっぱりというか微妙に絵師のチョイスがズレている。

*3:この部分は軍ヲタの中で評価が大きく割れた。

*4:かのインパール作戦にも勝てる“可能性”はあった。