秋きたる

決して美しい終わり方ではなかったが、今日一日充分笑わせて貰ったのでなげやりにお疲れ様といっておこう。
すべからく物事は週刊の連載マンガと同じく、きれいに終わることが難しい。また逆に、ドラゴンボールのようgdgdになるまで引っ張って、力尽きて倒れるということもなかなかできることでは無い。実際のところ、中途半端に終わってしまうのが普通なのだ。
どこで読んだか忘れたが人間には3パターンあるそうだ。

  1. 燃え続ける人
  2. 燃え尽きる人
  3. 燃え尽きたいと願う人

燃え→萌え、に置き換えても使える様な気がするがそれはさておき。
真っ白に燃え尽きることができるのは矢吹ジョーぐらいなものだし、死ぬまで現役なんていう精力剤の広告みたいな奴には近づきたくない。
ま、ぶすぶすと不完全燃焼をしながら、あたりに一酸化炭素をまき散らすのが自分には似合っていると思うが、これもまた迷惑な話だなぁ。
閑話休題
ところで最近燃え尽きた、もとい焼け落ちた司書房の単行本を古本屋で多く見かけるようになった。
どうせ書店から返本されたものが、古本市場で叩き売られているのだろうが、最近の司書房のもので欲しいものはほとんど無いのためそんなものかと思うだけだ。
5年くらい前のものならば、幾つか手に入れたいと思うものが無いではないが、そこらへんは古本屋の方も心得ているようで、安値で出回ることはあまりない。古本の出回り具合で、潰れた出版社の最盛期を知ることができる、というのは個人的にはちょっとした発見だったが、あまり役にたつ知識では無い。
今日くらいからにわかに涼しくなった。蝉の声もいつの間にか聞かなくなり、窓の外からは虫の音が聞こえる。NHKのニュース解説もなにやらもの悲しい。いつの間にか秋になっている。