蝶の羽、ゴキブリの羽

摘発理由は「水着の中に手」 無法地帯「着エロ」にみる児童ポルノの“境界線”

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090301/crm0903011801019-n1.htm

当然、三次元の子供と、二次元の子供とは分けて考えなければならない。
エロマンガについてのblogが着エロを差別するという目くそ鼻くそ的な馬鹿馬鹿しさは否定しないし、自分自身、ひどく頭がわるくなったような気がしている。
エロの境界線については何度も書いているが政治的なものとしかいえない。
対象は未成年か? そこにどれだけの金が動くか? 組織性があるか、わかりやすくいえば着エロ業者がヤクザにどどれほどのみかじめ料を払っているか? “守る会”のバックは誰か? 土産に手柄が欲しい奴がいるか? エトセラエトセラ。
いうまでもなくコトは複雑系であるのため結果は予測できるはずがない。
同時にそうであるからこそ、ゴキブリの羽くらいの力しかないのを承知の上で、なるべくエロマンガと着エロを切り離すべきである、ということをいっていかなければならない、と思うよ。
エロマンガと着エロは同じ児童ポルノでは、無い。
文章を書いていて久々に徒労感と自己嫌悪に陥っているが、ゴキブリの羽、ゴキブリの羽と念じつつ。
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