エロマンガの作法について

あなたが職業を漫画家に選んだ時点でエロマンガを描かねばならないことになっている*1
そして、どの様にエロマンガを描くかによって、職業漫画家としての寿命が変わってくることは厳然たる事実だ。
一番理想的なのが本宮ひろ志だと考えているが、それほど間違ってはいないだろう。
男一匹ガキ大将サラリーマン金太郎の間に俺の空があるからこそ、第一線の漫画家として40年以上現役を続けられたと私は思う。
悪い例については書いてもしょうがないので取り上げないが、おおよそすべての読者の心には消えた漫画家の10人くらいはいるものだ。
では、いったいどういう風にエロマンガを描いていけばいいのか?
私は漫画家では無く、ただ長いあいだエロマンガを好んでズリネタにしてきた四十男である。
ただ、現役の漫画家は論など書いている暇はないだろうし、一度漫画家を降りてしまうと、技術職ゆえに復帰はとても難しい*2
一人でも多くの漫画家が生き残ることを望んでいるので、エロマンガ読者として、こんなエロマンガが長続きするんじゃないか的なことを書いてみたい。
過去の記事一覧を整理して、新たに[エロマンガ・メモ]として区分けした物から少しずつまとめていくつもりなので、もしよろしければそちらの方も読んでいただきたい。
アプローチの方法についてはまた後日に。

*1:唐沢なをき田中圭一しりあがり寿などの例外があるのは充分承知しているが一般化するのがむつかしいので割愛する

*2:無理だ、といいきっても良いのだがあえて隙を残しておく