国文学・学燈 休刊

衝撃的なニュースが、連休明け小社に届きました。学燈社、「国文学」「学燈」が休刊になります。
「国文学」創刊(昭和31年4月)以来54年、「学燈」創刊(昭和23年4月)休刊62年続いた雑誌です。

http://kasamashoin.jp/2009/05/post_882.html

俗に図書館雑誌と呼ばれている一群がある*1
堅い内容、高い値段、その割には盗難にあわない「国文学」の様な雑誌。
マイナーなジャンルの中心雑誌として、その世界では重要な位置を占めているらしいが、いかんせんタコツボ化した専門分野に興味を持つ人は全国に数百人という規模でしかいないので、読者基盤はとてももろい。
少子高齢化という流れのなかで、ふってわいた不況による可処分所得の減少は、まっさきにこの手の雑誌の購入取りやめとなる次第だ。
しかしながら、この世に潰れない雑誌は無いという冷徹な事実をつきつけられることが多い年だ。
2009年中に休刊および休刊予定の雑誌一覧 - Fantastic nude babes

*1:図書館雑誌という誌名とからめた自虐的なギャグ