姫盗人 休刊

• cover=鬼ノ仁
• ピンナップ・カラーイラスト=塩野干支郎次、間垣亮太、小倉みゅう、みさくらなんこつ、LINDA、ひよひよ、ムサシマル、龍牙翔、Amy、らする
• マンガ=水島空彦、小川ひだり、紫色雁行、たまちゆき、黒河澪、神寺千寿、ひんでんブルグ、水上蘭丸、鳴湖、LAZYCLUB、妻籠いずも、田中十酢、中川優、ししまぁく、狩野蒼穹、ネムネム、秋月たかひろ、東雲龍
• 出版社へのリンクほか→エロマンガ雑誌情報 ADULT

とゆーワケで今月発売号で松文館の「姫盗人」がとうとう休刊してしまいました。

http://unnoya.moe-nifty.com/hotaru/2009/08/post-c18f.html

「姫盗人」休刊: 螢日記を見て知る。
もっとも、あまり意外な感じがしない、というのが正直なところだ。
確かに古くからあったが、成年マーク付き・冊子の形態がB5変形版という客観的に見て悪い札を2枚も抱えて、さらに個人的な意見だがあまりぱっとしない作家陣と版元が松文館というのも加えると、むしろここまで生き残ってきたものだと誉めてやりたい。
業界・業種・実利・趣味・エトセ、各種雑誌がバタバタ倒れている昨今、エロマンガ雑誌全般についてみれば、良く持ちこたえていると思う。
ここ数年で書店が絶滅した結果、成年向けマーク付きのエロマンガ雑誌は、とらのあなやメロンブックスなどのオタク専門のマンガ店かネットでしか売ることができなくなったこともあわせて考えると、休刊になる姫盗人を含めて21冊もあるというのは凄いことだ。
エロマンガの主戦場がコンビニ売りの雑誌に移ってからだいぶん経つがそれではどうも喰い足りない、という自分のような年寄りのエロマンガ好きがそれだけ多いからだと推測するが、これも年月とともに激減するので、これからも成年向けマーク付きのエロマンガ雑誌が厳しいことには変わりが無いが、もともと安い資本でやっているのでしぶとく生き延び続けると信じている。
しかしながら、顔なじみだったエロマンガ雑誌が消えるのは、寂しい限りだ。
2009年中に休刊および休刊予定の雑誌一覧 - Fantastic nude babes

• 追記

オナペ 1 (ガールズポップコレクション)

月刊で出版するのは苦しい、というところが書籍扱いのものを雑誌代わりにする、というのがこれからもっと増えてくるだろう。
どこまで追えるか、心許ないことはなはだしいが。

• 追々記

松文館は成年向けコミックから撤退とのこと。
経済は法より強かったということになる。