社会保険新報社 破産

主に全国の企業内の健康保険組合を得意先に定期刊行物「社会保険新報」や月刊誌「いきいき」などを発行していた。96年3月期には約18億円の年商を上げていたが、相次ぐ健保組合の解散などにより経営が悪化、2008年3月期の年商は約7億2000万円にまで落ち込んだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091005-00000001-cbn-soci

2009年に入ってから、メディア・クライス一橋出版市場新聞社ゴマブックス、とたちゆかなくなる出版社が後を絶たない。
さらに出版と縁の深い公告業の状況は悲惨ここに極まって、

帝国データバンク(TDB)は10月8日、2009年1月から9月における広告関連業者の倒産件数が前年同期比40.6%増の201件となり、01年以降で最悪のペースで推移していることを発表した。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1008&f=business_1008_112.shtml

この先広告料収入はまったくあてに出来ない、と考えてまず間違いないだろう。
雑誌に広告を載せる金があったら、携帯サイトを開いた方がはるかに効率が高い、という風潮を覆すことは出来ない相談だ。
2009年は今月を含めてまだ三ヶ月あるが、あと三つくらいは出版社の倒産情報が入って来そうな気配を感じる。
2009年中に休刊および休刊予定の雑誌一覧 - Fantastic nude babes