諸君、私も戦争が好きだ! またはハーツオブアイアン3プレイメモ

東シナ海からきな臭い風が吹いてくるので、とうとう買っちゃた。

ハーツ オブ アイアン III 【完全日本語版】

ハーツ オブ アイアン III 【完全日本語版】

けれども前作のようなハイスタックを満州に積んで一気にドン、とかの“ドクトリン”が使えず途方にくれており、しょうがないのでまた一から合衆国で教育しなおさなにゃならないようだ。
やり始めてみて、戦艦のもろさは頭を抱えるようなレベルであり、重巡軽巡にいたっては泥で出来ているかと思うくらい、がしがし沈む。ICが平時で200オーバーとかになる合衆国であっても、艦隊決戦なんてとてもじゃないがやって二度まで、というのが現状だ。
以下、AARというほどのものでもないのでメモ代わりに

  1. まず最初にグアム島へ守備隊を置いておく。忘れていて、日本軍に無血占領されてしまって投了したことがある。他の島、ハワイやウェーク、いわんやアッツ島なんかはほっといても良い。
  2. 合衆国は中立度が高すぎて戦争ができないので、外交で90日ごとに英国(=連合国)への接近を忘れないこと。開発とかと呼び出し音が同じため、よく忘れるので注意。
  3. 日本と出来る限り速やかに喧嘩を始めるためには、諜報での脅威度のアップは必須。指導力を開始当初は防諜に8くらい使ってスパイを10人の限度まで増やす。マックスまでいったら指導力を5くらいまでにできるが、日本が防諜に乗り出してくるとスパイが特高だか、憲兵だかにすぐにとっつかまってしまうので、少しでも減ったら指導力を割り振るようにすること。結構めんどい。
  4. 首尾良く、英国から陣営参加へのお誘いを受け入れたら、すかさず外交で国民党との友好度を上げにかかる。たまに、中国大陸から露と消えていることがあるが、その時にはまだがんばってる軍閥を連合国入りさせるよう努力してもいいかもしれない。
  5. とにかく、海兵の技術を。無きゃ話にならない。
  6. 次に戦闘機の技術。合衆国の場合は汎用機の技術も取っておく。そうすれば1939年中にP51を工場からロールアウトさせられる。
  7. 爆撃機も大切。これも双発機の技術を忘れないようにする。リベレーターが同じくらいのタイミングで作れるから、A-20はいらないという考え方もあるが、B18のままだと航続距離がほんの少しだけ、しかし致命的に足りないことがある。
  8. 海兵隊が8個師団。P51が8個師団*1出来たら、グアム島に全部持ってくる。本土の爆撃機も改良を忘れさえしなければハヴォックに成長しているのでこれも持ってくる。あと、グアム司令部所属の艦船は水に浮くものすべてをグアム島へ。
  9. ニューヨーク司令部所属の艦船は使わない。これはドイツの参戦と同時に、グレートブリテンへ移してOKMに当たらせる必要があるからだ。沖縄は陥としました。気がついたらロンドンはアシカが踏みつぶした後でした。投了。やりましたハイ。
  10. サイパンはP51の攻撃圏内なので、とりあえずこれで制空権と地上攻撃を敢行。その後、すみやかにサイパン上陸へ。帝國海軍も総力戦でくるから、4隻持って行った空母の内、最低でも1つ、多ければ3つ無くすのを覚悟すること。
  11. サイパンに上陸したら、すぐにグアム島の戦闘・爆撃機をすべて移動させる。そして間を置かずに硫黄島の制空。それとなんとか航続距離が足りるA-20で地上攻撃を行う。
  12. でもって、とにかく浮いてるだけのものでもいいので、サイパン沖で生き残ったものをすべて硫黄島の海域へ移動。上陸作戦で海兵を運ぶ船が無いときには、大西洋輸送隊を投入する。そして、生き残った空母からは全機、硫黄島攻撃へと差し向ける。海兵隊1ユニットの硫黄島上陸さえ完了したならば、そこで対日戦は事実上の終結となる。
  13. 硫黄島に飛行場をつくり、港のレベルを上げる。ここと、あとマニラを拠点に海上封鎖をすれば、ユニットのレベル上げにちょうど良い。日本の輸送船や駆逐艦隊がプリプリ喰える。戦略爆撃は目標があまりないのでそれほどおいしくないが、止める理由もみあたらんな。
  14. 日本には2回海上決戦をやる余裕は無い。一方、合衆国は18ヶ月ほどでまるっきり艦隊を新調しながら、重戦車旅団をつくるかどうか悩むのと対象的だが、これが資源とICの差だ。
  15. 海戦というものの性質上、戦いの結果は浮くか沈むかのどちらかしかなく、その極端さは陸とまったく異質なものであることを再確認。
  16. 蛇足ながら、かつてのソビエトですら断念した海洋戦力での意地の張り合い、どつきあいを本気でやる気かあの国は? またそういう“雰囲気”に流された果てに真珠湾だったんだろうなぁ。HoIやってれば嫌でも悟らされるのだが、ゲーム自体があそこでは禁止されてるからダメか。
  17. 実をいうと生産したP51は丸ごと残るし、1939年9月までにはリベレーターが同じく8個師団*2は最低でもできあがる。これをパリに移して、迫り来るドイツ戦闘集団にたたきつけてみたら…。
  18. 結果、第一次大戦なみに戦線は停滞。そして今バージョンのフランス軍は働きすぎのきらいもあるのか、ベルギー国内まで枢軸を押し返しちゃった。
  19. 損害率が上がった航空団を合衆国本土に戻して回復させる。これをローテーションでやりながら、ところどころほつれかかった戦線の頭を叩いていくと。なんのことはないバルバロッサは起きず、ようやく米本土で編成した1942年型師団を大陸に送る前に、連合国はソビエト国境に到達しておりました。
  20. まぁ、大体のやり方はわかったので、次はいよいよ本題の第三帝国に入ることにしよう。

これがもうすぐ発売になるので、はやくしなくちゃ。
なお、写真や編成を眺めて楽しみたい人には次もお勧め。

*1:?

*2:再び“?” 航空団と陸上部隊を同じ単位であつかうから、前作同様いまひとつ翼つきに戸惑う