田中圭一とエロ漫画

絵心ゼロでも漫画はできる! 田中圭一氏、「コミPo!」を語る

http://ascii.jp/elem/000/000/561/561166/

コミPo!

コミPo!

このところ初音ミクの漫画版ともいえる"コミPo!"がらみで語られることの多い田中圭一だが、このブログでマンガエディターソフトの誕生とこれからのマンガについて書くつもりはまったく無い。
田中圭一といえば手塚治虫に極めてよく似たキャラクターで、卑猥でこれでもかというほどの下ネタ満載のギャグを繰り広げる、まさに神をも恐れぬ作風で有名だ。
神罰―田中圭一最低漫画全集 (Cue comics)

神罰―田中圭一最低漫画全集 (Cue comics)

だが、手塚治虫で“ヌいた”という話はざらにあるのに、田中圭一のマンガを使ったというのは聞いたことが無い。
ギャグマンガとエロ漫画というのはとても相性が悪いものであり、特に立派な成年指定マンガでギャグをやると、どんなに上手い漫画家でも販売面で大苦戦は必至だ。
博士のストレンジな愛情 (富士美コミックス)

博士のストレンジな愛情 (富士美コミックス)

瀬奈陽太郎はもっと売れて良いはずの作家なのだが、師匠の西川魯介

「瀬名さんこれエロまんがかねえ」
「ギャグのせいで勃起不全起こしちゃってちっとも抜けないねえ」

といわれ、事実その通りなのだから、描くジャンルを間違えているといわれてもしょうがない。
私としてはコマに麻雀パイさえ描いてあれば、あとは何をやってもかまわない近代麻雀あたりが向いていると思うのだがどうだろうか?
閑話休題
やっている最中にふとした拍子に笑ってしまい、そこで戦闘終了となった経験は誰しもあることだろう。SEX というものの性質は意外と真剣でまじめなものであり、ジャンルとしてはスポーツに近い。
なるほどスポーツ新聞にはエロネタが良く似合うはずである。