Agrizm (アグリズム) 休刊

また、“農業が身近になる、ファーム・コミュニケーションマガジン”『Agrizm』は東日本大震災後の社会情勢変化等、諸般の事情により、2011年3月号(2011年1月15日発売)をもちまして休刊させていただきます。

http://www.asahi.com/business/pressrelease/PRT201104080044.html

農業技術通信社の農業総合専門サイト

Agrizm (アグリズム) 2011年 03月号 [雑誌]

Agrizm (アグリズム) 2011年 03月号 [雑誌]

震災と原発事故の起こる前からTPP など日本の農業をとりまく環境は厳しかった。
一方で、若年失業率の高止まりや、国政的な穀物相場の急上昇によって、農業が産業として見直う機運も出てきている。
日本の農業を産業として国際競争で“負けない”ようにするためには、一戸あたりの耕作面積を大幅に増やすことが大前提になるのだが、これはとりもなおさず農家の数を減らすこととなるので、総論賛成、各論では断固反対というどこかで聞いたような話になる。
土地をめぐる争いで殺したり、殺されたりするのは世界の常識であり、竹島北方領土などは流れた血の量からするとまだ入門の域にも達していない。それは国同士の争いだけでは当然無く、たとえばいまだに成田空港をめぐって、たまに火炎瓶やパイプ爆弾の政府当局への贈答が過激派によって行われていたりする。
ゆえに、農業政策には強力な政府が必要なのだが、現状はあのていたらくだ。
少々脱線したが、農業というものは人間の生存に直結するものであり、若い人が魅力を感じるような取り組みは必要だと考えている。
2011年中に休刊および休刊予定の雑誌一覧