なぜ二人は助かったのか?

「アルコール殺菌安全だと…」 生食用基準満たさず 焼き肉店運営会社認める

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20110501-OYT8T00106.htm

自分は大食いのデブで焼き肉が大好きなのだが、ユッケには手を出さないことにしている。あとそれ以外の馬刺しや、生レバーも基本的にはパス。
昔、何人かの友達と一緒に焼き肉を食べにいって、皆でユッケを喰ったのだが、店を出てしばらくしてから、自分とあと一人を除いた全員がひどい下痢になって、真夜中のサービスエリアのトイレはひどい有様となった。
幸運にも、飲めないので運転手をさせられていた男は、自分と同じく腹を下さなかったので、他の奴らを置いていってしまおうか、という相談もしたのだが、後で絶対に根に持たれるのでそれはしなかった。
で、待つこと数時間。その間にサルモネラ菌腸管出血性大腸菌O157、そして今回騒ぎになっているO111 などの知識をネットから仕入れ、生肉食いは数ある悪食の中でも危険度がとても高いことを知り、今後はやめようと互いに誓ったのだった。
幸いにも救急車を呼ぶところまではいかなかったが、嘔吐と下痢、そしてあちこちを虫に刺されて惨憺たる有様になった不幸な友人達を、明け方それぞれの家までわざわざ送ってやったのだが、控えめにいっても感謝の度合いが低いように感じた。
それが証拠に後日、「皆が喰ってあたったのに、あいつらだけ大丈夫だった、やっぱデブは普通の人間と胃腸のつくりが違うんだ」といった類いの風評被害を受けたのだった。
もっとも、なぜ自分ともう一人が無事だったのかは、いまもって不明なのであるが。