日本の美術 休刊

古美術・工芸などを多様なテーマで紹介してきた月刊誌「日本の美術」(至文堂編集、ぎょうせい発行)が9月12日発行の545号を最後に休刊することが分かった。

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20110823-OYT1T00703.htm

(株)至文堂

縄文人の祈りの道具 日本の美術 第515号 (515)

縄文人の祈りの道具 日本の美術 第515号 (515)

至文堂は2009年4月にぎょうせい出版に吸収されたことを知る。先日休刊の報があった「国文学 解釈と鑑賞」と版元が同じなので、調べてみて分かった。この雑誌は大き目の図書館では大抵購入しているので少々驚いたが、考えてみると図書館くらいしか購入者がいなかったわけで、やはり立ち行かなくなってしまうのは道理なのだろう。良い紙を使ったカラー印刷の雑誌というのはすべからく絶滅しそうな感じがする。
2011年中に休刊および休刊予定の雑誌一覧