写植の終わり

写植屋さんから相談が。富士フィルム製の写植機用印画紙の生産が昨年9月に中止。「今まで買い貯めたものを使ってきたけれど、それもそろそろ使いきるので、デジタルフォントに移行して欲しい」と。80年間、出版を支えてきた「写真植字」という技術も愈々おしまいデス。

https://twitter.com/mujin_tinet/status/510256370688344065

かくして編集の現場からカッターと糊が消えてゆく。時代の流れとはいえ、見知ったものが無くなるのはさびしいかぎり。