2014年のエロマンガ界についての個人的な感想

携帯コミックが売れなくなったせいかしら、そこで配信していたものをDLsite やDMM といったところから新たに電子書籍版としてだし直すのが大いに流行った。ただし、すぐにコピーが外され、アップロードサイトにあげられてしまうので、商売としてうまくいったかどうかは疑問の残るところなのだが。
おととしの年末にケチがついたMUJIN 改め夢幻転生はやっぱり好調。新創刊も相次ぎエウロパ、BAVEL、QooPA、など。この他雑誌名の変更による冊子のリニューアルや、コミックス扱いのアンソロジーの創刊といったところを含めると、景気の回復のおかげか案外に活況だったように見える。
新人も多く登場しリスト::エロ漫画家に登録された作家も年に百人近くに達した。ベテランの改名などを勘案すると、本当にデビューした新人は年間に50人いくかいかないか、というのが実感であるが、それでも多いことは間違えない。
2015年はそれほど波乱がないように感じるが、同時になにが起きてもおかしくはない、という心構えだけはもっておきたい。