落としどころ

インターネット上から児童ポルノを排除するため、自民、公明の与党プロジェクトチーム(PT)は、国内のネット利用者が児童ポルノサイトに接続できなくなる「ブロッキング」制度を、児童買春・児童ポルノ禁止法の改正案に盛り込むことを決めた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080501-00000061-yom-soci

そして

改正案は、プロバイダーに努力義務を課す方向で調整している。

大いに不満だが、落としどころとして、しぶしぶながら受け入れざるを得ない。
というのが正直な感想だ。
「言論」、「表現」については民間・非政府組織による自主規制によって行われるべきだと考えているので、そもそも法律にするということ自体が間違いだと考えている。
一方で、日本社会が自治をいう概念を受け入れ実行できるのか? そもそも公と民、そして民と民の間に信頼関係が築けるのかということを考えると、まだまだいろんな分野で成長が必要だろう。
今回の件についてはインターネットの意見が大きな役割を果たしたことは、まず間違いないだろう。
しかし、これが終わりかといえばそうでは無く、むしろ始まりというべきだろう。
私は引き続いて、表現の自由に対する全ての規制に対して反対する!