週刊少年マンガ雑誌の終焉(3)
6月7日のblogを書いたあと、興味深いものが二つほど出てきたのであげておく。あと橋口たかし氏のblogは削除されたようなので魚拓のほうにリンクを変更しておいた。
小学館というと必ずといってよいほど講談社が引き合いにだされるが、たぶんマンガ出版において、最も返り血を浴びているのが講談社だろう。
小学館は一ツ橋グループの中で、比較的危なくないものを扱い、それ以外は同グループの集英社や白泉社に投げているような感じがする。なので、問題が発生したときのノウハウが無く、今回の事態にまで至ってしまったのだろう。
その点、講談社はマンガについては関連会社に投げることなく、問題の発生から収束までのノウハウの蓄積が大きいと思う。伊達に梶原一騎の首に鈴を付けた会社ではないのだ。