エロマンガから、2011年を振り返って(後)

ところで、男は携帯の画面サイズ=240*320で抜くことができるのか?
できる!
できるのだ!!!
ゆえにsabraは消えることになった。

http://d.hatena.ne.jp/byj6/20091020/1255965202

我ながら、ことの真相を突きすぎていて驚くようなコメントを三年くらい前にしているのだからすごいもんだ。
もっとも、外しているところもあって、iPhone が3.5型、Xperia が4型、解像度でいうと960 × 640 くらいだからそれほどがんばらなくとも、普通に使えるのだった。
というわけで、去年はスマフォがあきれるほど増えたので、いよいよエロマンガの携帯コミック化が急速に進んだ。
そんな環境になったので、既存の出版社系とは違う、いわゆるデジタルコンテンツ屋が本格的にエロマンガに乗り出したのが、2011年だった。
【電子書籍】コミックマグナムVol.32コミックマグナムVol.32
電子書籍
2011/12/02 配信
DMMコミックス

【電子書籍】もえスタBEAST VOL.3もえスタBEAST VOL.3
電子書籍
2011/12/25 配信
未来少年

コミックマグナムは老舗だが、2011年はキャノプリのてこ入れもあって、エロマンガの世界で存在感が増した。
【電子書籍】キャノプリcomic Vol.16キャノプリcomic Vol.16
電子書籍
2011/12/29 配信
GOT

もっとも電子書籍というのは、単体で儲けを出せるものではないので、色々と仕掛けが必要なのではあるのだが。
エロゲーと書籍のコンボ、というのがこれまでのエロマンガ雑誌の売りの一つだったのだが、これに電子書籍が加わることで、さらに面白くなりそうな予感が始まったのが、2011年だった。
でもって、いろいろ出来るエロマンガ家が必要になってきているのだが、またニッチでもそこそこ需要があるので、超ベテランから快楽天・ホットミルクの表紙を描く様な売れっ子、同人で実績のある作家、そしてpixiv でしか知られていないような新鋭まで、エロマンガ家といっても実にいろいろな作家が出てきている。
エロマンガから振り返ると、2011年は色々出てきた年だった、といえるのではないじゃろか?