仁義なき戦いとそれ以降

今日の日記で取り上げた作品。それまでの深作欣二自身のヤクザ映画へのパロディーとしても観ることができる。「仁義なき戦い」を観ていない人はまずそちらから観た方が良い。

でたらめに面白い。そして観る年齢によって様々な見方ができる。ところで仁義無き、と題するからにはそれまでのヤクザ映画には仁義があった。そんなものある訳ねえ、といってしまった結果がこの有様だ。やはり多少嘘臭くとも社会には共有できるファンタジー *1が有る方が良い好例ともいえる。

*1:仁義、宗教、九条など